第4章 ネットワーク設定とサービス
4.1. インターフェースと設定
- NetworkManager
- ネットワークインターフェースを設定する際、Red Hat Enterprise Linux 6 では NetworkManager が使用されますが、ネットワーク設定ツールの
system-config-network
、system-config-network-tui
、system-config-network-cmd
なども収納されています。 - Infiniband
- Infiniband サポート (特に
openib
開始スクリプトとopenib.conf
ファイル) は Red Hat Enterprise Linux 5 では openib パッケージによって提供されていました。このパッケージ名はその機能をより正確に反映するために Red Hat Enterprise Linux 6 で変更されています。Infiniband 機能は rdma パッケージ内で配布されるようになります。 そのサービスはrdma
と言う名前になり、 設定ファイルは/etc/rdma/rdma.conf
に配置されます。 - biosdevname
- biosdevname はカーネルデバイス名を引数として受け取ると BIOS で割り当てられたデバイス名を返します。デバイスの BIOS 名が直接あるいは確実にカーネル名にマッピングされないようなシステムで役に立ちます。biosdevname の使用は BIOS でデバイス名の割り当てが提供されるシステムやアーキテクチャーに限ってください。biosdevname ベースの命名をアクティブにするにはインストール時に biosdevname=1 を渡します。