8.3. LDAP
8.3.1. OpenLDAP
OpenLDAP サービスに必要となる設定が Red Hat Enterprise Linux 6 で変更になっています。旧バージョンでは、
slapd
は /etc/openldap/slapd.conf
で設定していました。 Red Hat Enterprise Linux 6 の slapd
設定は特殊な LDAP ディレクトリー (/etc/openldap/slapd.d/
) に事前定義済みのスキーマ、DIT (ディレクトリー情報ツリー) などと合わせて格納されるようになります。この設定スキーマの詳細については openldap.org をご覧ください。以下のセクションでは、新しいディレクトリで古い設定ファイルが機能するよう変換する方法について例をあげて説明していきます。