1.8. operator を使用した OpenShift への 3scale のデプロイメント設定オプション
本セクションでは、operator を使用した OpenShift への Red Hat 3scale API Management のデプロイメント設定オプションについて説明します。
前提条件
- コンテナーイメージの registry.redhat.io を使用した認証
- 先に OpenShift への 3scale operator のインストール の記載の手順に従って Operator を使用して 3scale をデプロイする。
OpenShift Container Platform 4
- OpenShift クラスターの管理者権限を持つユーザーアカウント
1.8.1. デフォルトのデプロイメント設定
デフォルトでは、以下のデプロイメント設定オプションが適用されます。
コンテナーには、Kubernetes によるリソースの制限およびリクエスト が適用されます。
- これにより、最低限のパフォーマンスレベルが確保されます。
- また、外部サービスおよびソリューションの割り当てを可能にするために、リソースを制限します。
- 内部データベースのデプロイメント
ファイルストレージは、永続ボリューム (PV) がベースになります。
- ボリュームの 1 つには、読み取り、書き込み、実行 (RWX) アクセスモードが必要です。
- OpenShift は、リクエストに応じてこれらを提供するように設定されている必要があります。
- MySQL を内部リレーショナルデータベースとしてデプロイします。
デフォルトの設定オプションは、お客様による概念実証 (PoC) または評価用途に適しています。
1 つ、複数、またはすべてのデフォルト設定オプションを、APIManager カスタムリソースの特定フィールドの値で上書きすることができます。3scale operator では可能なすべての組み合わせが許可されますが、テンプレートでは固定のデプロイメントプロファイルが許可されます。たとえば、3scale operator を使用すると、評価モードおよび外部データベースモードで 3scale をデプロイすることができます。テンプレートでは、この特定のデプロイメント設定は許可されません。テンプレートは、最も一般的な設定オプションでしか利用することができません。