2.4. HTTP 接続の設定
HTTP プロトコルを介した HTTP 接続トンネルは、ファイアウォールが HTTP トラフィックのみを許可する場合に便利です。単一ポートサポートでは、AMQ Broker は HTTP が使用されているかどうかを自動的に検出するため、HTTP のネットワーク接続の設定は TCP の接続の設定と同じです。HTTP の使用方法に関する詳細は、INSTALL_DIR/examples/features/standard/
にある http-transport
の例を参照してください。
手順
-
BROKER_INSTANCE_DIR/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 -
接続を追加または変更し、
tcp
をプロトコルとして使用する URI を追加します。IP またはホスト名、およびポートの両方を含めるようにしてください。
以下の例では、ブローカーは IP アドレス 10.10.10.1
でポート 80
に接続するクライアントからの HTTP 通信を受け入れます。さらに、ブローカーは HTTP プロトコルが使用されていることを自動検出し、それに応じてクライアントと通信します。
<acceptors> <acceptor name="http-acceptor">tcp://10.10.10.1:80</acceptor> ... </acceptors>
HTTP のコネクターの設定は TCP の場合と同じです。
<connectors> <connector name="http-connector">tcp://10.10.10.2:80</connector> ... </connectors>
上記の例の設定を使用すると、ブローカーは IP アドレス 10.10.10.2
でポート 80
へのアウトバウンド HTTP 接続を作成し ます。
HTTP 接続は TCP と同じ設定パラメーターを使用しますが、いくつかの設定パラメーターもあります。HTTP 関連およびその他の設定パラメーターの詳細は、Acceptor and Connector Configuration Parameters を参照してください。