6.2.2. バインディングジャーナル
バインディングジャーナルは、サーバーにデプロイされたキューのセットや属性などのバインディング関連のデータを保存するために使用されます。また、ID シーケンスカウンターなどのデータも格納します。
バインディングジャーナルは常に NIO を使用します。これは通常、メッセージジャーナルと比べるとスループットが低くなるためです。このジャーナルのファイルには activemq-bindings
という接頭辞が付けられます。各ファイルには bindings
拡張子があり、デフォルトサイズは 1048576
バイトです。
BROKER_INSTANCE_DIR/etc/broker.xml
の設定要素を使用して、バインディングジャーナルを設定します。
bindings-directory
これは、バインディングジャーナルが配置されるディレクトリーです。デフォルト値は
BROKER_INSTANCE_DIR/data/bindings
です。create-bindings-dir
これを
true
に設定すると、bindings ディレクトリーが存在しない場合は、bindings-directory
で指定された場所にバインディングディレクトリーが自動的に作成されます。デフォルト値はtrue
です。