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6.2.5. ディスク書き込みキャッシュの無効化

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ほとんどのディスクには、ハードウェア書き込みキャッシュが含まれます。書き込みキャッシュは、後でディスクに遅延書き込みされるため、ディスクの見かけのパフォーマンスを向上させることができます。多くのシステムでは、ディスク書き込みキャッシュがデフォルトで有効になっています。つまり、オペレーティングシステムから同期した後であっても、データが実際にディスクに書き込まれる保証はありません。したがって障害が発生した場合は、重大なデータが失われることがあります。

一部の高価なディスクには、非揮発性、またはバッテリー駆動の書き込みキャッシュがあります。これらを使用した場合は、障害発生時に必ずしもデータが失われるわけではありませんが、テストが必要になります。ディスクにこのような機能がない場合は、書き込みキャッシュを必ず無効にする必要があります。ディスク書き込みキャッシュを無効にすると、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があることに注意してください。

手順

  • Linux の場合は、IDE ディスク用の hdparm ツール、あるいは SDSI/SATA ディスク用の sdparm または sginfo で、ディスクの書き込みキャッシュ設定を管理します。
  • Windows では、ディスクを右クリックし、Properties をクリックしてキャッシュ設定を管理します。
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