6.2.4. AMQP クライアントの証明書ベースの認証設定
SASL EXTERNAL メカニズム設定パラメーターを使用して、ブローカーへの接続時に証明書ベースの認証用に AQMP クライアントを設定します。
ブローカーは、証明書を認証するのと同じ方法で、AMQP クライアントの TSL/SSL 証明書を認証します。
- ブローカーはクライアントの TLS/SSL 証明書を読み取り、証明書のサブジェクトからアイデンティティーを取得します。
- 証明書サブジェクトは、証明書ログインモジュールによってブローカー ID にマッピングされます。次に、ブローカーは、マップされたユーザーをロールに基づいて承認します。
前提条件
証明書ベースの認証を使用するように AMQP クライアントを設定する前に、次のタスクを完了する必要があります。
手順
AMQP クライアントが証明書ベースの認証を使用できるようにするには、クライアントがブローカーへの接続に使用する URI に設定パラメーターを追加する必要があります。
編集する URI が含まれるリソースを開きます。
amqps://localhost:5500
sslEnabled=true
パラメーターを追加して、接続の TSL/SSL を有効にします。amqps://localhost:5500?sslEnabled=true
クライアントの TrustStore および KeyStore に関連するパラメーターを追加して、ブローカーとの TSL/SSL 証明書の交換を有効にします。
amqps://localhost:5500?sslEnabled=true&trustStorePath=TRUST_STORE_PATH&trustStorePassword=TRUST_STORE_PASSWORD&keyStorePath=KEY_STORE_PATH&keyStorePassword=KEY_STORE_PASSWORD
パラメーター
saslMechanisms=EXTERNAL
を追加し、TSL/SSL 証明書で見つかったアイデンティティーを使用してブローカーがクライアントを認証するよう要求します。amqps://localhost:5500?sslEnabled=true&trustStorePath=TRUST_STORE_PATH&trustStorePassword=TRUST_STORE_PASSWORD&keyStorePath=KEY_STORE_PATH&keyStorePassword=KEY_STORE_PASSWORD&saslMechanisms=EXTERNAL
関連情報
- AMQ Broker での証明書ベースの認証に関する詳細は、「証明書ベースの認証の追加」 を参照してください。
- AMQP クライアントの設定に関する詳細は、クライアント固有の製品ドキュメントについて Red Hat カスタマーポータル を参照してください。