4.2. ポイントツーポイントメッセージングの設定


ポイントツーポイントメッセージングは、プロデューサーによって送信されたメッセージが 1 つのコンシューマーのみを持つ一般的なシナリオです。AMQP および JMS メッセージプロデューサーおよびコンシューマーは、たとえば、ポイントツーポイントメッセージングキューを使用できます。addressanycast ルーティングタイプを定義して、そのキューがポイントツーポイント方式でメッセージを受信できるようにします。

anycast を使用してアドレスでメッセージを受信すると、ブローカーはアドレスに関連付けられたキューを見つけ、そこにメッセージをルーティングします。コンシューマーがアドレスから使用の要求を出すと、ブローカーは関連するキューを見つけ、このキューを適切なコンシューマーに関連付けます。複数のコンシューマーが同じキューに接続されている場合、コンシューマーが均等に処理できる前提で、メッセージが各コンシューマー間で均等に分散されます。

図4.1 Point-to-Point

手順

  1. ファイル BROKER_INSTANCE_DIR/etc/broker.xml を開いて編集します。
  2. address の選択された queue エレメントの周りに、anycast 設定エレメントをラップします。アドレス 名要素と キュー名 要素の値が同じであることを確認してください。

    <configuration ...>
      <core ...>
        ...
        <address name="durable">
          <anycast>
            <queue name="durable"/>
          </anycast>
        </address>
      </core>
    </configuration>
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