4.16. アドバイザリーメッセージの無効化
デフォルトでは、AMQ Broker は、OpenWire クライアントがブローカーに接続されているときにアドレスおよびキューに関するアドバイザリーメッセージを作成します。アドバイザリーメッセージは、ブローカーによって作成された内部管理アドレスに送信されます。これらのアドレスは、ユーザーがデプロイされたアドレスおよびキューと同じ表示内の AMQ コンソールに表示されます。有用な情報が提供されますが、ブローカーによって多数の宛先を管理する場合に、アドバイザリーメッセージにより不要な結果が生じる可能性があります。たとえば、メッセージはメモリー使用量やステンケーション接続リソースを増やす可能性があります。また、アドバイザリーメッセージを送信するために作成されたすべてのアドレスを表示しようとすると、AMQ コンソールが明確になる可能性があります。このような状況を回避するには、supportAdvisory
パラメーターと suppressInternalManagementObjects
パラメーターを使用して、ブローカー側でのアドバイスメッセージの動作を管理します。
-
supportAdvisory: このオプションを
true
に設定してアドバイザリーメッセージの作成を有効にするか、false
に設定して無効にします。デフォルト値はtrue
です。 -
suppressInternalManagementObjects: このオプションを
true
に設定して、アドバイスメッセージを JMX レジストリーや AMQ コンソールなどの管理サービスに公開するか、false
に設定して公開しないようにします。デフォルト値はtrue
です。
BROKER_INSTANCE_DIR/etc/broker.xml
設定ファイルを編集してこれらのパラメーターを使用し、URL を使用して OpenWire アクセプターのパラメーターを設定します。以下に例を示します。
<acceptor name="artemis">tcp://127.0.0.1:61616?protocols=CORE,AMQP,OPENWIRE;supportAdvisory=false;suppressInternalManagementObjects=false</acceptor>