6.3. イベントストリームの作成
ルールブックアクティベーションに割り当てるイベントストリームを作成できます。
前提条件
- イベントストリームをルールブックアクティベーションに割り当てる場合は、アクティベーションに決定環境とプロジェクトがすでに設定されていることを確認する。
- Automation Controller に接続してルールブックアクティベーションを実行する予定の場合は、決定環境とプロジェクトに加えて、Red Hat Ansible Automation Platform 認証情報タイプが作成済みであることを確認する。詳細は、Red Hat Ansible Automation Platform 認証情報の設定 を参照してください。
手順
- Ansible Automation Platform にログインします。
-
ナビゲーションパネルから、
を選択します。 - をクリックします。
以下を入力します。
- Name
- 名前を入力します。
- Organization
- リストをクリックして組織を選択するか、Default を選択します。
- Event stream type
目的のイベントストリームタイプを選択します。
注記このリストには、リモートサーバーからの接続を認証するために使用できるデフォルトのイベントストリームタイプが少なくとも 10 種類表示されます。
- Credentials
- リストから認証情報を選択します。イベントストリーム用に作成した認証情報を選択することを推奨します。
- Headers
- イベントペイロードに含める HTTP ヘッダーキーをコンマで区切って入力します。すべてのヘッダーを含めるには、フィールドを空のままにします。
- Forward events to rulebook activation
このオプションは、ルールブックアクティベーションにイベントを転送する機能を有効または無効にするために使用します。
注記イベントストリームのイベント転送は、接続を診断して受信データを評価する際に、テスト目的で無効にすることができます。Forward events to rulebook activation オプションを無効にすると、リモートシステムとイベントストリームの接続をテストし、ヘッダーとペイロードを分析し、必要に応じて認証情報の問題を診断できます。これにより、テスト中にイベントがルールブックアクティベーションに転送され、ルールや条件が誤ってトリガーされることがなくなります。企業によっては、機密情報やパスワードを定期的に変更するポリシーを設けている場合があります。このオプションは、イベントストリームの作成後、いつでも有効/無効にできます。
- をクリックします。
イベントストリームを作成すると、以下が出力されます。
- Details ページが表示されます。そのページまたは Event Streams リストビューから、イベントストリームを編集または削除できます。また、Event Streams ページには、作成したすべてのイベントストリームと、各イベントの Events received、Last event received、および Event stream type 列が表示されます。最初の 2 つの列は、イベントストリームを通じて外部データを受信するため、リモートシステムからイベントを受信していることがわかるように、継続的に更新されます。
- イベントストリームを無効にした場合、Details ページに This event stream is disabled という警告メッセージが表示されます。
- 新しいイベントストリームで、イベントを送信するリモートシステムで Webhook を設定するときに必要な URL が生成されます。
イベントストリームの作成後、関連付けられている認証情報は、それが割り当てられているイベントストリームが削除されるまで削除できません。