第9章 ルールブックアクティベーションのトラブルシューティング
場合によっては、解決可能なさまざまな理由により、ルールブックアクティベーションが失敗することがあります。このセクションには、考えられる問題とその解決方法のリストが記載されています。
9.1. アクティベーションが Pending 状態でスタックする
ルールブックアクティベーションが Pending 状態でスタックする場合は、次の手順を実行します。
手順
他に実行中のアクティベーションがあるか、制限 (メモリーや CPU の制限など) に達していないかを確認します。
- 他のアクティベーションが実行中の場合は、可能であれば 1 つ以上のアクティベーションを終了します。
そうでない場合は、デフォルトのワーカー、Redis、およびアクティベーションワーカーがすべて実行されていることを確認します。すべてのシステムが期待どおりに動作している場合は、ワーカー、スケジューラー、API、nginx コンテナーおよびサービス内の eda-server 内部ログをチェックして、問題を特定できるか確認します。
注記これらのログは、コードが出力した例外、ネットワークの問題によるランタイムエラー、ルールブックコードのエラーなど、問題の原因を明らかにします。内部ログに解決につながる情報が含まれていない場合は、Red Hat サポートに問題を報告してください。
調整が必要な場合は、ルールブックアクティベーションの同時実行数の変更 を参照してください。
注記OpenShift Container Platform デプロイメントで Ansible Automation Platform Operator の最大同時アクティベーション数を調整するには、OpenShift Container Platform へのインストール の Event-Driven Ansible Controller のインストール中またはインストール後にルールブックアクティベーションの同時実行数を変更する を参照してください。