5.4. OSD データパーティションのマウント
OSD データパーティションが正しくマウントされていない場合は、ceph-osd
デーモンを起動することができません。パーティションが想定どおりにマウントされていないことが検出された場合は、本セクションの手順に従ってマウントします。
このセクションは、ベアメタルデプロイメントのみを対象としています。
前提条件
-
ceph-osd
デーモンへのアクセス - Ceph Monitor ノードへのルートレベルのアクセス。
手順
パーティションをマウントします。
[root@ceph-mon]# mount -o noatime PARTITION /var/lib/ceph/osd/CLUSTER_NAME-OSD_NUMBER
PARTITION
は、OSD データ専用の OSD ドライブのパーティションへのパスに置き換えます。クラスター名と OSD 番号を指定します。例
[root@ceph-mon]# mount -o noatime /dev/sdd1 /var/lib/ceph/osd/ceph-0
失敗した
ceph-osd
デーモンの起動を試みます。[root@ceph-mon]# systemctl start ceph-osd@OSD_NUMBER
OSD_NUMBER
を、OSD の ID に置き換えます。例
[root@ceph-mon]# systemctl start ceph-osd@0
関連情報
- 詳細は、Red Hat Ceph Storage トラブルシューティングガイドの Down OSD を参照してください。