7.5. ceph-volume を使用した Ceph OSD のアクティブ化


アクティベーションプロセスにより、システムの起動時に systemd ユニットが有効になり、正しい OSD 識別子とその UUID が有効になり、マウントされます。

前提条件

  • 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
  • Ceph OSD ノードへのルートレベルのアクセス。
  • ceph-volume ユーティリティーが準備する Ceph OSD。

手順

  1. OSD ノードから OSD ID と OSD FSID を取得します。

    [ceph: root@host01 /]# ceph-volume lvm list
  2. OSD をアクティベートします。

    構文

    ceph-volume lvm activate --bluestore OSD_ID OSD_FSID

    [ceph: root@host01 /]# ceph-volume lvm activate --bluestore 10 7ce687d9-07e7-4f8f-a34e-d1b0efb89920

    アクティブ化用に準備されているすべての OSD を有効にするには、--all オプションを使用します。

    [ceph: root@host01 /]# ceph-volume lvm activate --all

  3. オプションで、trigger サブコマンドを使用することができます。このコマンドは直接使うことはできず、systemdceph-volume lvm activate への入力をプロキシーするために使用します。これは、systemd とスタートアップから来るメタデータを解析し、OSD に関連する UUID と ID を検出します。

    構文

    ceph-volume lvm trigger SYSTEMD_DATA

    ここでは、SYSTEMD_DATA は、OSD_ID-OSD_FSID の形式になります。

    [ceph: root@host01 /]# ceph-volume lvm trigger 10 7ce687d9-07e7-4f8f-a34e-d1b0efb89920

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