14.4. Cephadm カスタム設定ファイル


Cephadm では、デーモン用のさまざまな設定ファイルを指定できます。設定ファイルの内容と、それをマウントするデーモンのコンテナー内の場所の両方を指定する必要があります。

YAML 仕様は、指定されたカスタム設定ファイルを使用して適用されます。Cephadm は、設定ファイルが指定されているデーモンを再デプロイします。次に、これらのファイルは、デーモンのコンテナー内の指定された場所にマウントされます。

  • カスタム設定ファイルを使用して YAML 仕様を適用できます。

    service_type: grafana
    service_name: grafana
    custom_configs:
      - mount_path: /etc/example.conf
        content: |
          setting1 = value1
          setting2 = value2
      - mount_path: /usr/share/grafana/example.cert
        content: |
    -----BEGIN PRIVATE KEY-----
    V2VyIGRhcyBsaWVzdCBpc3QgZG9vZi4gTG9yZW0gaXBzdW0gZG9sb3Igc2l0IGFtZXQsIGNvbnNldGV0dXIgc2FkaXBzY2luZyBlbGl0ciwgc2VkIGRpYW0gbm9udW15IGVpcm1vZCB0ZW1wb3IgaW52aWR1bnQgdXQgbGFib3JlIGV0IGRvbG9yZSBtYWduYSBhbGlxdXlhbSBlcmF0LCBzZWQgZGlhbSB2b2x1cHR1YS4gQXQgdmVybyBlb3MgZXQgYWNjdXNhbSBldCBqdXN0byBkdW8=
    -----END PRIVATE KEY-----
    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    V2VyIGRhcyBsaWVzdCBpc3QgZG9vZi4gTG9yZW0gaXBzdW0gZG9sb3Igc2l0IGFtZXQsIGNvbnNldGV0dXIgc2FkaXBzY2luZyBlbGl0ciwgc2VkIGRpYW0gbm9udW15IGVpcm1vZCB0ZW1wb3IgaW52aWR1bnQgdXQgbGFib3JlIGV0IGRvbG9yZSBtYWduYSBhbGlxdXlhbSBlcmF0LCBzZWQgZGlhbSB2b2x1cHR1YS4gQXQgdmVybyBlb3MgZXQgYWNjdXNhbSBldCBqdXN0byBkdW8=
    -----END CERTIFICATE-----

  • デーモンのコンテナー内に新しい設定ファイルをマウントできます。

    構文

    ceph orch redeploy SERVICE_NAME

    [ceph: root@host01 /]# ceph orch redeploy grafana

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.