12.3. Crimson メトリクス
Crimson には、統計とメトリクスをレポートする 3 つの方法があります。
- マネージャーに報告された PG 統計。
- Prometheus テキストプロトコル。
-
asock
コマンド。
マネージャーに報告された PG 統計
Crimson は、MPGStats
メッセージ内の per-pg
、per-pool
、および per-osd
統計を収集して、Ceph Manager に送信します。
Prometheus テキストプロトコル
--prometheus-port
コマンドラインオプションを使用して、リスニングポートとアドレスを設定します。
asock
コマンド
メトリクスをダンプするための管理ソケットコマンドが提供されています。
構文
ceph tell OSD_ID dump_metrics ceph tell OSD_ID dump_metrics reactor_utilization
例
[ceph: root@host01 /]# ceph tell osd.0 dump_metrics [ceph: root@host01 /]# ceph tell osd.0 dump_metrics reactor_utilization
ここで、reactor_utilization
は、ダンプされたメトリクスを接頭辞でフィルタリングするためのオプションの文字列です。