7.3. Red Hat Ceph Storage 8.0z3


Red Hat Ceph Storage リリース 8.0z3 が利用可能になりました。この更新に含まれるバグ修正は RHSA-2025:3635 および RHBA-2025:3638 アドバイザリーに記載されています。

7.3.1. 機能拡張

7.3.1.1. Cephadm ユーティリティー

クラッシュしたサービス向けのコアダンプが利用可能になりました

以前は、クラッシュ時にコアダンプが生成または切り捨てられず、ダンプを再現することが困難でした。その結果、ユーザーにとって貴重なデバッグ情報が失われました。

この機能強化により、関連するコアダンプと cephadm のサイズが増加し、ユーザーは期待どおりにクラッシュしたサービスのコアダンプにアクセスできるようになります。

Bugzilla:2338598

7.3.1.2. Ceph Object Gateway

バケット通知がマルチノード Kafka クラスターに送信されるように

以前は、Ceph Object Gateway はシングルノードの Kafka クラスターにのみメッセージを送信できました。

この機能強化により、バケット通知をマルチノードの Kafka クラスターに送信できるようになりました。マルチノード Kafka クラスターのサポートにより、クラスターの高可用性 (HA) が適切に利用されるようになりました。ノードが down の状態であっても、他の Kafka ノードが up の場合には、メッセージを送信できるようになりました。さらに、Ceph Object Gateway が各ノードに接続されるようになったため、トピックパーティションがすべてのノードに複製されないことが原因でバケット通知の問題が発生しなくなりました。

Bugzilla:2348396

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat