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21.4. 属性暗号化の有効化後の一般的な考慮事項

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データベースにすでに存在するデータの暗号化を有効にした後、次の点を考慮してください。

  • 暗号化されていないデータは、サーバーのデータベースページプールのバッキングファイルで保持できます。このデータを削除するには、以下を実行します。

    1. インスタンスを停止します。

      # dsctl instance_name stop
    2. /var/lib/dirsrv/slapd-instance_name/db/guardian ファイルを削除します。

      # **rm /var/lib/dirsrv/slapd-instance_name/db/guardian``
    3. インスタンスを起動します。

      # dsctl instance_name start
  • 暗号化を有効にし、データが正常にインポートされた後に、暗号化されていないデータで LDIF ファイルを削除します。
  • Directory Server はレプリケーションログファイルを暗号化しません。このデータを保護するには、レプリケーションログを暗号化されたディスクに保存します。
  • サーバーのメモリー (RAM) のデータは暗号化されず、swap パーティションに一時的に保存できます。このデータを保護するには、暗号化されたスワップ領域を設定します。
重要

暗号化されていないデータを含むファイルを削除すると、このデータは特定の状況で復元できます。

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