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20.2. コマンドラインを使用した RootDN アクセス制御プラグインの設定

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デフォルトでは、RootDN Access Control プラグインは無効になっています。Directory Manager アカウントのアクセス許可を制限するには、プラグインを有効にして設定します。

手順

  1. RootDN Access Control プラグインを有効にします。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com plugin root-dn enable
  2. バインドルールを設定します。たとえば、Directory Manager アカウントが IP アドレス 192.0.2.1 のホストから午前 6 時から午後 9 時までの間のみログインできるようにするには、次のように入力します。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com plugin root-dn set --open-time=0600 --close-time=2100 --allow-ip="192.0.2.1"

    設定できるパラメーターの完全なリストとその説明については、次のように入力してください。

    # dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com plugin root-dn set --help
  3. インスタンスを再起動します。

    # dsctl instance_name restart

検証

  • 許可されていない、または許可された時間範囲外のホストから cn=Directory Manager としてクエリーを実行します。

    [user@192.0.2.2]$ ldapsearch -D "cn=Directory Manager" -W -H ldap://server.example.com -x -b "dc=example,dc=com"
    Enter LDAP Password:
    ldap_bind: Server is unwilling to perform (53)
    	additional info: RootDN access control violation

    Directory Server がアクセスを拒否した場合、プラグインは期待どおりに動作します。

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