20.2. コマンドラインツールの主な変更点
cgroupsv1 機能が RHEL 10 で削除される
cgroups は、プロセス追跡、システムリソースの割り当て、およびパーティション設定に使用されるカーネルサブシステムです。以前のバージョンでは、systemd サービスマネージャーが、cgroups v1 および cgroups v2 モード (rhel8 では v1 がデフォルト、rhel9 では v2 がデフォルト) での起動をサポートしていました。Red Hat Enterprise Linux 10 では、systemd が cgroups v1 モードでの起動をサポートしなくなったため、cgroups v2 モードのみが利用可能です。