第6章 アップグレード後の状態の確認
RHEL 10 へのインプレースアップグレードを実行した後、システムが正しい状態にあることを確認します。これにより、システムに影響を与える可能性のある重大なエラーを特定して修正できます。
6.1. RHEL 10 システムのアップグレード後の状態を確認する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RHEL 10 へのアップグレードが完了したら、システムが必要な状態にあるかどうかを確認します。
前提条件
- アップグレードの実行 で説明されている手順に従ってシステムがアップグレードされ、RHEL 10 にログインできる。
手順
Leapp ユーティリティーがアップグレードプロセスのすべてのアクションを完了したこと、およびシステムが使用できる状態であることを確認します。
# [ -e "/etc/systemd/system/leapp_resume.service" ] || ps -e | grep -q leapp && echo "Leapp has not finished the execution yet!"重要アップグレードが完了する前にシステムを使用しようとすると、深刻な問題が発生する可能性があります。
現在の OS バージョンが RHEL 10 であることを確認します。以下に例を示します。
# cat /etc/redhat-release Red Hat Enterprise Linux release 10.1 (Coughlan)オペレーティングシステムのカーネルバージョンを確認します。以下に例を示します。
# uname -r 6.12.0-55.2.1.el10_0.x86_64.el10は重要です。このバージョンは 6.12.0 より前であってはならないことに注意してください。Red Hat Subscription Manager を使用している場合:
正しい製品がインストールされていることを確認します。以下に例を示します。
# subscription-manager list --installed +-----------------------------------------+ Installed Product Status +-----------------------------------------+ Product Name: Red Hat Enterprise Linux for x86_64 Product ID: 479 Version: 10.1 Arch: x86_64 Status: Subscribedアップグレード直後に、リリースバージョンが予想されるアップグレード先の OS バージョンに設定されていることを確認します。以下に例を示します。
# subscription-manager release Release: 10.1
- ネットワークサービスが機能していることを確認します。たとえば、SSH を使用してサーバーに接続します。
- アプリケーションのアップグレード後のステータスを確認します。場合によっては、移行や設定の変更を手動で実行する必要があります。たとえば、データベースを移行するには、データベースサーバーの設定および使用 の手順に従います。