8.3.4. セキュリティープロファイルのカスタマイズ
セキュリティーポリシーに適したセキュリティープロファイルを選択すると、
ボタンをクリックしてさらに調整できます。これにより、各 XCCDF ファイルを実際に変更せずに、現在選択している XCCDF プロファイルを変更できる新しいカスタマイズウィンドウが開きます。
図8.4 選択したセキュリティープロファイルのカスタマイズ
![選択したセキュリティープロファイルのカスタマイズ](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Security_Guide-ja-JP/images/a31c95081a94d02ecfe877f49f1a2e8d/SCAP-Workbench-02-customizing.png)
[D]
カスタマイズ ウィンドウには、選択したセキュリティープロファイルに関連する XCCDF 要素の完全なセットと、各要素とその機能に関する詳細情報が含まれます。この要素を有効または無効にするには、このウィンドウのメインフィールドで該当するチェックボックスを選択または選択解除します。カスタマイズ ウィンドウは、元に 戻す 機能 もサポートします。ウィンドウの左上隅にある矢印アイコンをクリックして、選択した内容を元に戻すことができます。
評価に使用する変数を変更することもできます。カスタマイズ ウィンドウで目的の項目を見つけ、右側に移動して
Modify value
フィールドを使用します。
図8.5 カスタマイズウィンドウで選択したアイテムの値の設定
![カスタマイズウィンドウで選択したアイテムの値の設定](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Security_Guide-ja-JP/images/105437494e64a5112c3bb645105c5ffa/SCAP-Workbench-03-customizing-value.png)
[D]
プロファイルのカスタマイズが完了したら、SCAP Workbench が閉じられているり、新しい SCAP コンテンツの選択や別のカスタマイズオプションの選択など、特定の変更が行われても保持されません。変更を保存するには、SCAP Workbench ウィンドウの ボタンをクリックします。この操作により、選択したディレクトリーに XCCDF カスタマイズファイルとしてセキュリティープロファイルへの変更を保存できます。このカスタマイズファイルは、他のプロファイルでさらに選択できます。
ボタンをクリックして変更を確認します。これで変更がメモリーにあり、