8.3.5. SCAP コンテンツの保存
SCAP Workbench を使用すると、システム評価で使用される SCAP コンテンツを保存することもできます。カスタマイズファイルを個別に保存することも(を参照 「セキュリティープロファイルのカスタマイズ」)、すべてのセキュリティーコンテンツを一度に保存するには、対象の ボックスをクリックして
Save into a directory
または Save as RPM
オプションを選択します。
Save into a directory
オプションを選択すると、SCAP Workbench は、XCCDF ファイルまたはデータストリームファイル、ならびにカスタマイズファイルの両方を、指定した場所に保存します。これは、バックアップソリューションとして役に立ちます。
Save as RPM
オプションを選択すると、SCAP Workbench に、XCCDF ファイルまたはデータストリームファイル、ならびにカスタマイズファイルを含む RPM パッケージを作成するように指示できます。これは、希望するセキュリティーコンテンツをリモートでスキャンできないシステムに配布したり、詳細な処理のためにコンテンツを配信するのに便利です。
図8.6 現在の SCAP コンテンツを RPM パッケージとして保存
![現在の SCAP コンテンツを RPM パッケージとして保存](https://access.redhat.com/webassets/avalon/d/Red_Hat_Enterprise_Linux-6-Security_Guide-ja-JP/images/281b1037ad35816d491885d8905d7550/SCAP-Workbench-06-saving.png)
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