20.6. 旧システムとの互換性


指定したファイルシステムのいずかのファイルに ACL が設定されている場合、そのファイルシステムには ext_attr 属性があります。この属性は、以下のコマンドを使用すると確認できます。
# tune2fs -l filesystem-device
ext_attr 属性を持つファイルシステムは古いカーネルでマウントできますが、それらのカーネルは設定されている ACL を強制しません。
バージョン 1.22 以降の e2fsprogs パッケージ (Red Hat Enterprise Linux 2.1 および 4 のバージョンも含む) に含まれている e2fsck ユーティリティーのバージョンは、ext_attr 属性を使用してファイルシステムを確認できます。古いバージョンではこの確認が拒否されます。
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