6.3. デスクトップ
Xinerama が有効な場合にシステムが空の画面で起動しなくなる
nvidia または nouveau ドライバーを使用するシステムの /etc/X11/xorg.conf
で Xinerama 拡張機能を有効にすると、RANDR X 拡張が無効になります。その結果、RANDR X 拡張が無効になっているため、システムの起動時にログイン画面を起動できませんでした。このバグは修正され、Xinerama が有効になっている場合でもログイン画面が適切に起動されるようになりました。
i915
を使用したカーネルでの起動時のソフトロックアップが修正されました。
GM45 のシステムに不適切なファームウェア設定がある場合、不適切な DisplayPort
ホットプラグシグナルがあると、起動時に i915
ドライバーがオーバーロードする可能性があります。その結果、ビデオドライバーが問題を回避しようとした間、特定の GM45 システムでは起動時間が非常に遅くなっていました。カーネルがソフトロックアップも報告する場合があります。このバグは修正され、上記のシナリオでロックアップが発生しなくなりました。
(BZ#1608704)
高速なユーザー切り替え中に X.org サーバーがクラッシュしなくなる
以前は、X.Org X11 qxl
ビデオドライバーがシャットダウン時に残りの仮想端末イベントをエミュレートしませんでした。その結果、ユーザーの切り替え時に X.Org ディスプレイサーバーが予期せず終了し、ユーザーの切り替え時に現在のユーザーセッションが終了しました。今回の更新で qxl
が修正され、高速なユーザーの切り替え時に X.org サーバーがクラッシュしなくなりました。