7.12. システムおよびサブスクリプション管理
YUM 4
がテクノロジープレビューとして利用可能に
YUM パッケージマネージャーの次世代である YUM
バージョン 4 が、Red Hat Enterprise Linux 7 の Extras チャンネル でテクノロジープレビューとして利用できるようになりました。
YUM 4
は DNF
技術をベースにしており、RHEL 7 で使用される標準の YUM 3
で以下のような利点を提供します。
- パフォーマンスの向上
- モジューラーコンテンツへの対応
- ツーリングと統合するために適切に設計され、安定した API
YUM 4
をインストールするには、yum install nextgen-yum4
コマンドを実行します。
subscription-manager
プラグインが含まれる dnf-plugin-subscription-manager
パッケージがインストールされていることを確認します。このプラグインは、Red Hat カスタマーポータルまたは Red Hat Satellite 6 が提供する保護されているリポジトリーへのアクセス時、または /etc/yum.repos.d/redhat.repo
ファイルの自動更新時に必要です。
パッケージを管理するには、yum4
コマンドをおよび特定のオプションを、yum
と同じように使用します。
新しい YUM 4
ツールと、YUM 3
との間における相違点の詳細は、Changes in DNF CLI compared to YUM を参照してください。
Extras チャンネルを有効にする方法は、ナレッジベースアーティクル 新しい Extras チャンネルまたはリポジトリーをサブスクライブする を参照してください。
(BZ#1461652)