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4.6. インストールおよび起動

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グラフィカルインストールプログラムが SMT が有効かどうかを検出するようになりました。

以前は、RHEL 7 グラフィカルインストールプログラムは、Simultaneous Multithreading (SMT) がシステムで有効になっているかどうかを検出しませんでした。今回の更新により、インストールプログラムは、システムで SMT が有効になっているかどうかを検出するようになりました。有効にすると、インストール概要 ウィンドウの下部にある ステータス バーに警告メッセージが表示されます。

(BZ#1678353)

find-debuginfo.sh スクリプトの新しい --g-libs オプション

今回の更新で、find-debuginfo.sh スクリプトに新しい --g-libs オプションが追加されました。この新しいオプションは、以前の -g オプションの代替で、スクリプトに対してバイナリーファイルとライブラリーファイルの両方からデバッグシンボルのみを削除するように指示します。新しい --g-libs オプションは、-g と同じように機能しますが、ライブラリーファイルに対してのみ機能します。バイナリーファイルは完全に削除されます。

(BZ#1663264)

Image Builder がバージョン 19.7.33 にリベースされ、完全にサポートされるようになりました。

RHEL 7 Extras Channel の lorax-composer パッケージが提供する Image Builder がバージョン 19.7.33 にアップグレードされました。

このバージョンにおける主な変更点は、以下のとおりです。

  • 以前はテクノロジープレビューとして利用できた Image Builder が完全にサポートされるようになりました。
  • クラウドイメージは、Amazon Web Services、VMware vSphere、および OpenStack 用にビルドできます。
  • Red Hat コンテンツ配信ネットワーク (CDN) リポジトリーミラーは不要になりました。
  • ホスト名を設定してユーザーを作成できるようになりました。
  • nosmt=force オプションで SMT (Simultaneous Multi-Threading) を無効にするなど、ブートローダーパラメーターを設定できます。これは、コマンドラインの composer-cli ツールからのみ可能です。
  • Web コンソール UI は外部リポジトリー ("sources") を編集できるようになりました。
  • Image Builder は、Enforcing モードの SElinux で実行できるようになりました。

Image Builder 機能にアクセスするには、composer-cli ユーティリティーのコマンドラインインターフェイスを使用するか、cockpit-composer パッケージから RHEL 7 Web コンソールのグラフィカルユーザーインターフェイスを使用します。

(BZ#1713880BZ#1656105、BZ#1654795、BZ#1689314BZ#1688335)

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