4.13. システムおよびサブスクリプション管理
Web コンソールがバージョン 195 にリベース
cockpit
パッケージが提供する Web コンソールがバージョン 195 にアップグレードされ、多くの新機能およびバグ修正が提供されています。
RHEL 7 の Base チャンネルで配布される cockpit
パッケージには、以下の機能が含まれます。
- ファイアウォールでサービスに対して個別のポートを開くことができるようになりました。
- ファイアウォールページでは、ファイアウォールゾーンの追加および削除と、特定のゾーンへのサービスの追加および削除が可能になりました。
- Cockpit は、SMT (Simultaneous Multi-Threading) オプションから開始して、特定のセキュリティー脆弱性の軽減策を有効にするのに役立ちます。
RHEL 7 の Extras チャンネルで配布される cockpit
パッケージがバージョン 151.1 に更新されました。これにより、以下の追加機能が提供されます。
- iSCSI ダイレクトターゲットを仮想マシンのストレージプールとして追加できるようになりました。
- 仮想マシンに関する通知が合理化され、共通のプレゼンテーションが使用されるようになりました。
- 暗号化タイプは、ファイルシステムとは別に選択できます。
今回の更新で、Internet Explorer ブラウザーのサポートが RHEL 7 Web コンソールから削除されました。Internet Explorer の Web コンソールを開こうとするとエラー画面が表示され、代わりに使用できる推奨されるブラウザーのリストが表示されます。