9.4. Ansible を使用した IdM ユーザーグループの automember ルールがないことの確認
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以下の手順では、Ansible Playbook を使用して、Identity Management (IdM) グループに automember
ルールがないことを確認する方法を説明します。この例では、testing_group グループに automember
ルールがないことが保証されます。
automember ルールを削除すると、そのルールに関連付けられた条件もすべて削除されます。ルールから特定の条件のみを削除するには、Ansible を使用した IdM ユーザーグループの automember ルールに条件がないことの確認 を参照してください。
前提条件
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IdM
admin
のパスワードを把握している。 次の要件を満たすように Ansible コントロールノードを設定した。
- Ansible バージョン 2.14 以降を使用している。
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Ansible コントローラーに
ansible-freeipa
パッケージがインストールされている。 - この例では、~/MyPlaybooks/ ディレクトリーに、IdM サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して Ansible インベントリーファイル を作成したことを前提としている。
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この例では、secret.yml Ansible vault に
ipaadmin_password
が保存されていることを前提としています。
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ターゲットノード (
ansible-freeipa
モジュールが実行されるノード) が、IdM クライアント、サーバー、またはレプリカとして IdM ドメインに含まれている。
手順
~/MyPlaybooks/ ディレクトリーに移動します。
$ cd ~/MyPlaybooks/
/usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/automember/
ディレクトリーにあるautomember-group-absent.yml
Ansible Playbook ファイルをコピーします。$ cp /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/automember/automember-group-absent.yml automember-group-absent-copy.yml
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automember-group-absent-copy.yml
を開いて編集します。 ipaautomember
タスクセクションで次の変数を設定して、ファイルを調整します。-
ipaadmin_password
変数は IdMadmin
のパスワードに設定します。 -
name
変数を testing_group に設定します。 -
automember_type
変数を group に設定します。 -
state
変数は、absent
に設定されていることを確認します。
以下は、今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイルです。
--- - name: Automember group absent example hosts: ipaserver vars_files: - /home/user_name/MyPlaybooks/secret.yml tasks: - name: Ensure group automember rule admins is absent ipaautomember: ipaadmin_password: "{{ ipaadmin_password }}" name: testing_group automember_type: group state: absent
-
- ファイルを保存します。
Ansible Playbook を実行します。Playbook ファイル、secret.yml ファイルを保護するパスワードを格納するファイル、およびインベントリーファイルを指定します。
$ ansible-playbook --vault-password-file=password_file -v -i inventory automember-group-absent.yml
関連情報
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/usr/share/doc/ansible-freeipa/
ディレクトリーのREADME-automember.md
ファイルを参照してください。 -
/usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/automember
ディレクトリーを参照してください。