21.2.3. 一般的なパッケージ選択のオプション
%packages では、以下のオプションが使用できます。オプションを使用するには、パッケージ選択セクションの最初に追加します。以下に例を示します。
%packages --multilib --ignoremissing
--default- パッケージのデフォルトセットをインストールします。これは、対話式インストールの パッケージの選択 画面でその他を選択しない場合にインストールされるパッケージセットに対応するものです。
--excludedocs-
パッケージに含まれているドキュメンテーションをインストールしません。ほとんどの場合、
/usr/share/docディレクトリーにインストールされるファイルは除外されますが、個別に除外されるファイルは個別のパッケージによります。 --ignoremissing- インストールを停止してインストールの中断または続行を確認する代わりに、インストールソースにないパッケージ、グループ、モジュールストリーム、モジュールプロファイル、および環境を無視します。
--inst-langs- インストールする言語リストを指定します。これはパッケージグループレベルの選択とは異なります。このオプションでは、インストールするパッケージグループを記述するのではなく、RPM マクロを設定して、個別パッケージからインストールする翻訳ファイルを制御します。
--multilib64 ビットのシステムに 32 ビットのパッケージをインストールできるように、multilib パッケージ用にインストールされたシステムを設定し、このセクションで説明しているようにパッケージをインストールします。
通常、AMD64 および Intel 64 のシステムでは、x86_64 パッケージおよび noarch パッケージのみをインストールできます。ただし、--multilib オプションを使用すると、32 ビット AMD および i686 Intel のシステムパッケージが存在する場合は自動的にインストールされます。
これは
%packagesセクションで明示的に指定されているパッケージにのみ適用されます。キックスタートファイルで指定されずに依存関係としてのみインストールされるパッケージは、他のアーキテクチャーで利用可能な場合でも、必要とされるアーキテクチャーのバージョンにのみインストールされます。システムのインストール時に、Anaconda が
multilibモードでパッケージをインストールするように設定できます。以下のいずれかのオプションを使用してmultilibモードを有効にします。以下の行でキックスタートファイルを設定します。
%packages --multilib --default %end- インストールイメージの起動中に、inst.multilib 起動オプションを追加します。
--nocore@Coreパッケージグループのインストールを無効にします。これを使用しない場合は、デフォルトでインストールされます。--nocoreでの@Coreパッケージグループの無効化は、軽量コンテナーの作成にのみ使用してください。--nocoreを指定してデスクトップやサーバーのシステムをインストールすると、システムが使用できなくなります。注記-
@Coreパッケージグループ内のパッケージを、-@Coreを使用して除外することはできません。@Coreパッケージグループを除外する唯一の方法は、--nocoreオプションを使用することです。 -
@Coreパッケージグループは、作業 system のインストールに必要なパッケージの最小セットとして定義されています。これは 、パッケージマニフェスト および 適用範囲の詳細 で定義されているコアパッケージとは一切関係ありません。
-
--exclude-weakdeps- 弱い依存関係からのパッケージのインストールを無効にします。これは、Recommends フラグおよび Supplements フラグで選択したパッケージセットにリンクされたパッケージです。デフォルトでは、弱い依存関係がインストールされます。
--retries=- DNF がパッケージのダウンロードを試みる回数を設定します (再試行)。デフォルト値は 10 です。このオプションはインストール時にのみ適用され、インストールされているシステムの DNF 設定には影響を及ぼしません。
--timeout=- DNF タイムアウトを秒単位で設定します。デフォルト値は 30 です。このオプションはインストール時にのみ適用され、インストールされているシステムの DNF 設定には影響を及ぼしません。