17.5. Web コンソールでのコンテナーチェックポイントの作成


Web コンソールを使用すると、実行中のコンテナーまたは個々のアプリケーションにチェックポイントを設定し、その状態をディスクに保存できます。

注記

チェックポイントの作成は、システムコンテナーでのみ使用できます。

前提条件

  • コンテナーが実行されている。
  • RHEL 9 Web コンソールがインストールされている。
  • cockpit サービスが有効になっている。
  • ユーザーアカウントが Web コンソールにログインできる。

    手順は、Web コンソールのインストールおよび有効化 を参照してください。

  • cockpit-podman アドオンをインストールしている。

    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    # dnf install cockpit-podman

手順

  1. RHEL 9 Web コンソールにログインします。

    詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。

  2. メインメニューで Podman containers をクリックします。
  3. Containers テーブルで、変更するコンテナーを選択し、オーバーフローアイコンメニューをクリックして Containers を選択します。
  4. オプション: Checkpoint container フォームで、必要なオプションをチェックします。

    • すべての一時チェックポイントファイルを保持する: チェックポイント作成中に CRIU によって作成されたすべての一時ログおよび統計ファイルを保持します。さらなるデバッグのためのチェックポイント設定が失敗した場合でも、これらのファイルは削除されません。
    • チェックポイントをディスクに書き込んだ後も実行したままにする: チェックポイントを作成した後もコンテナーを停止するのではなく、実行したままにします。
    • 確立された TCP 接続の維持のサポート
  5. Checkpoint をクリックします。

検証

  • メインメニューで Podman containers クリックします。チェックポイントを設定したコンテナーを選択し、オーバーフローメニューアイコンをクリックして、Restore オプションがあることを確認します。
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