17.6. Web コンソールでのコンテナーチェックポイントの復元
保存したデータを使用して、再起動後に、チェックポイントの時点にコンテナーを復元できます。
注記
チェックポイントの作成は、システムコンテナーでのみ使用できます。
前提条件
- コンテナーにチェックポイントが設定されている。
- RHEL 8 Web コンソールをインストールし、アクセスできる。詳細は、Web コンソールのインストール および Web コンソールへのログイン を参照してください。
cockpit-podman
アドオンをインストールしている。# dnf install cockpit-podman
手順
- メインメニューで Podman containers をクリックします。
- Containers テーブルで、変更するコンテナーを選択し、オーバーフローメニューをクリックして Restore を選択します。
オプション: Restore container フォームで、必要なオプションを確認します。
- Keep all temporary checkpoint files: チェックポイント設定中に CRIU によって作成されたすべての一時ログおよび統計ファイルを保持します。さらなるデバッグのためのチェックポイント設定が失敗した場合でも、これらのファイルは削除されません。
- Restore with established TCP connections
- Ignore IP address if set statically: コンテナーが IP アドレスを使用して開始された場合、復元されたコンテナーもその IP アドレスを使用しようとし、その IP アドレスがすでに使用されている場合は復元は失敗します。このオプションは、コンテナーの作成時に Integration タブでポートマッピングを追加した場合に適用されます。
- Ignore MAC address if set statically: コンテナーが MAC アドレスで開始された場合、復元されたコンテナーもその MAC アドレスを使用しようとし、その MAC アドレスがすでに使用されている場合は復元は失敗します。
- をクリックします。
検証
- メインメニューで Podman containers クリックします。Containers テーブルで復元されたコンテナーが実行されていることがわかります。