7.5. UBI minimal コンテナーへのソフトウェアの追加
UBI dnf リポジトリーは、デフォルトで UBI minimal イメージで有効になります。
前提条件
-
container-tools
メタパッケージがインストールされている。
手順
registry.access.redhat.com/ubi9/ubi-minimal
イメージをプルして実行します。$ podman run -it --name myubimin registry.access.redhat.com/ubi9/ubi-minimal
myubimin
コンテナーにパッケージを追加します。UBI リポジトリーにあるパッケージを追加するには、リポジトリーを無効にしないでください。たとえば、
bzip2
パッケージを追加するには、次のコマンドを実行します。# microdnf install bzip2
別のホストリポジトリーにあるパッケージを追加するには、必要なリポジトリーを明示的に有効にします。たとえば、
codeready-builder-for-rhel-8-x86_64-rpms
リポジトリーからpython38-devel
パッケージをインストールするには、以下のコマンドを実行します。# microdnf install --enablerepo=codeready-builder-for-rhel-8-x86_64-rpms python38-devel
検証手順
コンテナー内で有効なリポジトリーのリストを表示します。
# microdnf repolist
- 必要なリポジトリーがリスト表示されていることを確認します。
インストール済みパッケージのリストを表示します。
# rpm -qa
- 必要なパッケージがリスト表示されていることを確認します。
Red Hat UBI リポジトリーに含まれていない Red Hat パッケージをインストールすると、サブスクライブしている RHEL システム以外でコンテナーを配布する機能が限定される可能性があります。