第3章 Rest DSL コンポーネントの表示と編集
Apache Camel は、REST サービスを定義するために複数のアプローチをサポートします。特に、Apache Camel は REST DSL (Domain Specific Language) を提供します。これは、REST コンポーネントを抽象化でき、OpenAPI 2.0 specification とも統合できるシンプルながらも強力な API です。OpenAPI (以前の Swagger) は、ベンダーに依存しない、移植可能な API サービスのオープン記述形式です。
Camel Rest DSL の使用に関する詳細は、Apache Camel Development Guide の Defining REST services の章を参照してください。
Fuse Tooling を使用すると、Camel コンテキストファイルにある Rest DSL コンポーネントを表示および編集できます。
https://access.redhat.com/articles/4296981 で説明されているように、REST API を OpenAPI クライアントに公開するように Fuse Integration プロジェクトを設定することもできます。
3.1. Rest DSL コンポーネントのグラフィック表現の表示
Camel コンテキストファイルの REST DSL コンポーネントをグラフィカルモードで表示するには、以下を実行します。
- ルートエディターで Camel コンテキストファイルを開きます。
REST タブをクリックして、Rest DSL コンポーネントを表示します。
REST Configuration セクションには、次の設定オプションが表示されます。
- Component — REST トランスポートに使用する Camel コンポーネント。
- Context Path — REST サービスの主要なコンテキストパス。このオプションは、サーブレットのように、Web アプリケーションがコンテキストパスを使用してデプロイされるコンポーネントに使用できます。
- Port — REST サービスを公開するポート番号。
- Binding Mode — JSON または XML 形式のメッセージのバインディングモード。可能な値は、off (デフォルト)、auto、json、xml、または json_xml です。
- Host — REST サービスの公開に使用するホスト名。
-
REST 要素をクリックして、REST Operations セクションで関連する操作 (例:
GET
、POST
、PUT
、およびDELETE
) を表示します。 REST 要素または REST 操作をクリックして、Properties ビューにそのプロパティーを表示します。