7.5. 新規 SAP エンドポイントの作成
概要
ルートエディターのコンポーネントパレットを使用して、Edit SAP Connection Configuration ダイアログで SAP コンポーネントをルートに追加できます。
SAP Connection ビューを使用している場合は、必ず必要な SAP 接続設定データを Blueprint XML または Spring XML コードに貼り付けてください。
前提条件
Edit SAP Connection Configuration ダイアログを使用して、いくつかの SAP 宛先接続またはサーバー接続 (あるいはその両方) が作成済みである必要があります。
SAP Connection ビューを使用している場合は、この設定を適切なタイプ (Blueprint XML または Spring XML) のファイルにエクスポートします。
手順
新しい SAP エンドポイントを作成するには、次の手順を実行します。
- 使用する Fuse プロジェクトと Camel XML ファイル (Blueprint XML または Spring XML 形式のいずれか) が既に存在することを前提としています。
ルートエディターで Camel XML ファイルを開きます。Red Hat Fuse SAP Tool Suite をすでにインストールしている場合は、ルートエディターの Components パレットの下に SAP コンポーネントが表示されるはずです。次の SAP コンポーネントは、ツールスイートによって提供されます。
- SAP IDoc Destination
- SAP IDoc List Destination
- SAP IDoc List Server
- SAP qRFC Destination
- SAP Queued IDoc Destination
- SAP Queued IDoc List Destination
- SAP sRFC Destination
- SAP sRFC Server
- SAP tRFC Destination
SAP tRFC Server
ルートエディターの Design タブで、これらのコンポーネントのいずれかをキャンバスにドラッグし、現在の
camelContext
に新しい SAP エンドポイントを作成します。注記SAP Netweaver コンポーネントは、Red Hat Fuse SAP Tool Suite に属していません。Apache Camel プロジェクトでホストされています。
- キャンバスの下部にある Source タブをクリックして、ルートエディターの Source タブに移動します。ルートの XML ソースが表示されます。
SAP エンドポイント URI を指定する場合、宛先名またはサーバー接続名のいずれかを URI 形式で埋め込む必要があります。たとえば、
sap-srfc-destination
コンポーネントの URI 形式は以下のとおりです。sap-srfc-destination:destinationName:rfcName
特定の宛先を参照するには、関連する
entry
要素のkey
属性の値をこの URI のdestinationName
として使用します。