7.3. SAP サーバー接続の作成とテスト


概要

Fuse SAP Tool スイートでは、Edit SAP Connection Configuration ダイアログボックスを使用して、SAP アプリケーションサーバー接続を作成および管理できます。このセクションでは、SAP サーバー接続を作成およびテストする方法について説明します。

手順

SAP サーバー接続を作成してテストするには、次の手順を実行します。

  1. ルートエディターのグローバル Configurations タブに移動し、Add をクリックします。

    Create new global element ビューが表示されます。

  2. SAP で、作成する接続のタイプを選択します。SAP Connection を選択し、OK をクリックします。

    Edit SAP Connection Configuration ダイアログボックスが表示されます。これにより、宛先およびサーバー接続設定を作成、編集、削除できます。

  3. 新しい Server Data Store を作成するには、Add Server タブをクリックします。

    Create Server ダイアログボックスが表示されます。

  4. Server Name フィールドにサーバーの名前を入力し、Ok をクリックします。
  5. Properties ダイアログボックスで以下を実行します。

    1. Mandatory タブをクリックして、SAP サーバーへの接続に必要な基本プロパティーを設定します。このタブで、次のプロパティーフィールドに入力して接続を設定します。

      • Gateway Host
      • Gateway Port
      • Program ID
      • Repository Destination
      • Connection Count
    2. Optional タブをクリックし、次のプロパティーフィールドに入力して接続を設定します。

      • SAP Router String
      • Worker Thread Count
      • Minimum Worker Thread Count
      • Maximum Startup Delay
      • Repository Map
    3. SNC タブをクリックし、次のプロパティーフィールドに入力して接続を設定します。

      • SNC Level of Security
      • SNC Name
      • SNC Library Path

        注記

        設定の詳細については、SAP のドキュメントを参照してください。

  6. これで、サーバー接続をテストする準備が整いました。Edit SAP Connection Configuration ダイアログボックスでサーバー名を右クリックし、Test を選択します。

    Test Server Connection ダイアログボックスが開きます。

  7. ダイアログボックスでは、現在のサーバー設定を使用して SAP Server Data Store に接続します。テストが成功すると、ステータス領域に次のメッセージが表示されます。

    Server state: STARTED
    Server state: ALIVE

    テストが失敗した場合、サーバーのステータスは DEAD として報告されます。

  8. Stop をクリックして、テストサーバーをシャットダウンします。
  9. Close をクリックして、Test Server Connection ダイアログボックスを閉じます。
  10. Finish をクリックします。新しく作成された SAP Server Connection が SAP の下に表示されます。
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