第6章 PostgreSQL データベースでの Service Registry ストレージのデプロイ
本章では、PostgreSQL データベースで Service Registry ストレージをインストール、設定、および管理する方法を説明します。
PostgreSQL の Service Registry ストレージはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。
これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、https://access.redhat.com/ja/support/offerings/techpreview を参照してください。
6.1. OpenShift OperatorHub からの PostgreSQL データベースのインストール
PostgreSQL データベース Operator がインストールされていない場合は、OperatorHub から OpenShift クラスターに PostgreSQL Operator をインストールできます。OperatorHub は OpenShift Container Platform Web コンソールから使用でき、クラスター管理者が Operator を検出およびインストールするためのインターフェースを提供します。詳細は、OpenShift のドキュメント を参照してください。
前提条件
- クラスター管理者として OpenShift クラスターにアクセスできる。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、クラスター管理者権限を持つアカウントを使用してログインします。
-
Service Registry がインストールされている OpenShift プロジェクトに切り替えます。たとえば、Project ドロップダウンから、
my-project
を選択します。 - 左側のナビゲーションメニューで、Operators > OperatorHub とクリックします。
-
Filter by keyword テキストボックスに
PostgreSQL
と入力して、ご使用の環境に適した Operator を検索します。たとえば、Crunchy PostgreSQL for OpenShift や PostgreSQL Operator by Dev4Ddevs.com です。 - Operator に関する情報を読み、Install をクリックして Operator サブスクリプションページを表示します。
サブスクリプション設定を選択します。以下に例を示します。
- Update Channel > stable
- Installation Mode > A specific namespace on the cluster > my-project
- Approval Strategy > Manual
Install をクリックし、Operator が使用できるようになるまでしばらく待ちます。
重要データベースの作成と管理方法の詳細については、選択したPostgreSQL Operator のドキュメントを読む必要があります。