2.4. コンテンツルールの設定


アーティファクトごとに個別にルールを設定することも、グローバルに設定することもできます。Service Registry は、特定のアーティファクトに設定したルールを適用します。そのレベルでルールが設定されていない場合、Service Registry はグローバルに設定されたルールを適用します。グローバルルールが設定されていない場合は、ルールが適用されません。

アーティファクトルールの設定

Service Registry Web コンソールまたは REST API を使用してアーティファクトルールを設定できます。詳細は以下を参照してください。

グローバルルールの設定

グローバルルールは、複数の方法で設定できます。

  • REST API で /rules 操作を使用します
  • Service Registry Web コンソールの使用
  • Service Registry アプリケーションプロパティーを使用したデフォルトのグローバルルールの設定

デフォルトのグローバルルールの設定

アプリケーションレベルで Service Registry を設定して、グローバルなルールを有効または無効にすることができます。以下のアプリケーションプロパティー形式を使用して、インストール後の設定を行わずに、インストール時にデフォルトのグローバルルールを設定できます。

registry.rules.global.<ruleName>

現在、以下のルール名がサポートされています。

  • compatibility
  • validity

application プロパティーの値は、設定されたルールに固有の有効な設定オプションである必要があります。以下の表は、各ルールの有効な値を示しています。

表2.1 Service Registry のコンテンツルール
ルール

Validity

FULL

 

SYNTAX_ONLY

 

NONE

互換性

BACKWARD

 

BACKWARD_TRANSITIVE

 

FORWARD

 

FORWARD_TRANSITIVE

 

FULL

 

FULL_TRANSITIVE

 

NONE

注記

これらのアプリケーションプロパティーは、Java システムプロパティーとして設定することも、Quarkus application.properties ファイルに含めることもできます。詳細は、Quarkus のドキュメント を参照してください。

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