1.2. 比較: JBoss EAP および JBoss EAP for OpenShift
JBoss EAP 製品と JBoss EAP for OpenShift イメージを比較すると、顕著な違いがいくつかあります。以下の表は、これらの違いを説明し、JBoss EAP for OpenShift の現在のバージョンに含まれる機能またはサポートされる機能を示します。
JBoss EAP の機能 | JBoss EAP for OpenShift での状態 | 説明 |
---|---|---|
JBoss EAP 管理コンソール | 含まれない | 本リリースの JBoss EAP for OpenShift には JBoss EAP 管理コンソールは含まれません。 |
JBoss EAP 管理 CLI | 非推奨 | JBoss EAP 管理 CLI は、コンテナー化環境で実行されている JBoss EAP との使用が推奨されません。管理 CLI を使用して実行中のコンテナーで変更した設定内容は、コンテナーの再起動時に失われます。トラブルシューティング目的の場合は、Pod 内から管理 CLI にアクセスできます。 |
マネージドドメイン | サポート対象外 | JBoss EAP マネージドドメインはサポートされませんが、アプリケーションの作成および配布は OpenShift 上のコンテナーで管理されます。 |
デフォルトのルートページ | 無効 |
デフォルトのルートページは無効になっていますが、独自のアプリケーションを |
リモートメッセージング | サポート対象 | inter-Pod およびリモートメッセージングの Red Hat AMQ はサポートされます。ActiveMQ Artemis は、JBoss EAP インスタンスとの単一 Pod 内のメッセージングに対してのみサポートされ、Red Hat AMQ が存在しない場合のみ有効になります。 |
トランザクションリカバリー | サポート対象 | OpenShift 4 でテストおよびサポートされている唯一のトランザクションリカバリー方法は、EAP Operator です。EAP Operator を使用したトランザクションの回復の詳細は、JBoss EAP Operator による安全なトランザクションリカバリー を参照してください。 |