7.3. JVM 環境変数
これらの環境変数を使用して、EAP for OpenShift イメージで JVM を設定します。
変数名 | 例: | デフォルト値 | JVM の設定 | 説明 |
---|---|---|---|---|
JAVA_OPTS | -verbose:class | デフォルトなし | Multiple |
|
JAVA_OPTS_APPEND | -Dsome.property=value | デフォルトなし | Multiple |
|
JAVA_MAX_MEM_RATIO | 50 | 80 | -Xmx |
|
JAVA_INITIAL_MEM_RATIO | 25 | -Xms | -Xms |
この変数は、 |
JAVA_MAX_INITIAL_MEM | 4096 | 4096 | -Xms |
|
JAVA_DIAGNOSTICS | true | false (無効) |
|
この変数の値を |
DEBUG | true | false | -agentlib:jdwp=transport=dt_socket,address=$DEBUG_PORT,server=y,suspend=n | リモートデバッグを有効にします。 |
DEBUG_PORT | 8787 | 8787 | -agentlib:jdwp=transport=dt_socket,address=$DEBUG_PORT,server=y,suspend=n | デバッグに使用するポートを指定します。 |
GC_MIN_HEAP_FREE_RATIO | 20 | 10 | -XX:MinHeapFreeRatio | 拡大を回避するためのガベージコレクション後のヒープ解放の最小パーセンテージ。 |
GC_MAX_HEAP_FREE_RATIO | 40 | 20 | -XX:MaxHeapFreeRatio | 縮小を回避するためのガベージコレクション後のヒープ解放の最大パーセンテージ。 |
GC_TIME_RATIO | 4 | 4 | -XX:GCTimeRatio | ガべージコレクションで費やした時間と、それ以外で費やされる時間の比率を指定します (アプリケーション実行にかかった時間など)。 |
GC_ADAPTIVE_SIZE_POLICY_WEIGHT | 90 | 90 | -XX:AdaptiveSizePolicyWeight | 現在のガベージコレクション時間と以前のガベージコレクション時間に指定される重み。 |
GC_METASPACE_SIZE | 20 | 96 | -XX:MetaspaceSize | 初期メタスペースのサイズ。 |
GC_MAX_METASPACE_SIZE | 100 | デフォルトなし | -XX:MaxMetaspaceSize | 最大メタスペースサイズ。 |
GC_CONTAINER_OPTIONS | -XX:+UserG1GC | -XX:-UseParallelGC | -XX:-UseParallelGC | 使用する Java ガベージコレクションを指定します。変数の値は、Java ランタイム環境 (JRE) コマンド行オプションを使用して指定されます。指定された JRE コマンドは、デフォルトをオーバーライドします。 |
以下の環境変数が非推奨になりました。
-
JAVA_OPTIONS
:JAVA_OPTS
を使用します。 -
INITIAL_HEAP_PERCENT
:JAVA_INITIAL_MEM_RATIO
を使用します。 -
CONTAINER_HEAP_PERCENT
:JAVA_MAX_MEM_RATIO
を使用します。