第6章 テスト環境のサポート性テスト
openstack/supportable とも呼ばれるサポート性テストは、テスト環境が Red Hat のサポートポリシーに準拠していることを確認します。このテストは、すべての OpenStack ソフトウェア認定に必要です。このテストでは、テストノード (テスト対象の OpenStack デプロイメント) が、Red Hat がサポートするコンポーネント (Red Hat OpenStack Platform、Red Hat Enterprise Linux) またはパートナーがサポートするコンポーネントでのみ設定されていることを確認します。テスト対象の OpenStack デプロイメントとは、テスト対象のプラグイン/アプリケーションがインストールされているノードおよびアンダークラウドの director ノードを指します。
openstack/supportable テストには、以下のサブテストが含まれます。
6.1. カーネルサブテスト リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
カーネル サブテストでは、テスト環境で実行しているカーネルモジュールを確認します。カーネルのバージョンは、元の一般提供 (GA) バージョンと、RHEL メジャーリリースおよびマイナーリリース用にリリースされた後続のカーネル更新のどちらでも可能です。
また、カーネルサブテストでは、環境での実行時にカーネルがテイントされていないことも確認します。
合格の基準
- 実行中のカーネルが Red Hat のカーネルである。
- 実行中のカーネルが、Red Hat によって RHEL バージョン用にリリースされたものである。
- 実行中のカーネルがテイントされていない。
- 実行中のカーネルが変更されていない。