第10章 neutron テスト


openstack/neutron テストは、OpenStack networking サービスの OpenStack 機能を実装する OpenStack 製品/コンポーネントにのみ適用されます。これらのテストの内容は、OpenStack networking コンポーネントの機能テストで、RHOSP に組み込まれている Tempest Framework を用いた基本的な機能テストと運用機能テストが含まれます。neutron には、ネットワーク、IP アドレス管理 (IPAM)、ルーターのサポートが含まれており、内部ネットワークと外部ネットワーク間のルーティングが可能です。

Red Hat は、パートナーから提供されたソリューションに基づいて、RH-cert Web UI で、パートナーが実行する必要のあるテストと合わせて、テストプランを定義します。neutron テストでは、選択されたネットワークコンポーネントの機能テストを実行し、テスト実行時にユーザーが選択したプラグイン/ドライバーの機能をチェックします。neutron には、テストプランで定義されたテストを含める必要があり、これには必須の基本テストと実装されている追加機能が含まれます。以下のリストに示すように、サポートされている基本プロトコルごとに、1 回のテストを実行します。

10.1. neutron_ipv4 (base)

このテストでは、ipv4 アドレススキームに関して、ネットワーク、ポート、ルーター、クォータ、サブネットプール、allowed_address_pair、external_networks、および address_scope といった neutron ベースの機能について、すべてのプラグイン/ドライバーをチェックします。

合格の基準

neutron ベースのプラグイン/ドライバーの ipv4 機能をすべて正常に実行している。

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