1.2. お客様への価値創造
認定プロセスには一連のテストが含まれており、このテストにより、認定されたソリューションがエンタープライズクラウドのすべての要件を満たしていることを Red Hat のお客様に保証します。この認定プロセスは、Red Hat とパートナー組織が共同でサポートしています。
Red Hat OpenStack 認定ワークフローガイド には、複数のテストが含まれており、それぞれに一連のサブテストとチェックがあり、それらは本ガイドで説明されています。すべてのテストが各認定に必要なわけではありません。
新規認定および再認定を行うには、すべての必須テストと、テストスイートの自己診断チェックテスト (rhcert/selfcheck) を 1 回で実行したときに得られたログを、Red Hat に提出する必要があります。この記事で紹介されている認定ツールとワークフローは、現在進行中の認定をサポートするために、90 日間サポートされます。
Red Hat OpenStack 認定 ポリシーガイド および Red Hat OpenStack 認定 ワークフロー に記載されている最新の認定ツールとワークフロー文書を使用して、すべての新しい認定を完了する必要があります。
Red Hat は、認定プロセス向けの最新版の認定ツールとワークフローをインストールして使用することを推奨します。新しい認定ツールがリリースされた場合には、旧バージョンのツールとワークフローに対して 90 日間の猶予期間が設けられます。これにより、すでに進行中の認定を中断することなく完了できます。猶予期間の終了後は、以前のバージョンのツールを使用して作成されたテスト結果は認められなくなります。
最新バージョンの認定ツールとワークフローは、Red Hat サブスクリプション管理を通じて提供され、Red Hat OpenStack 認定ワークフローガイドに記載されています。
ほとんどの認定サブテストでは、すぐにステータス (合格/不合格) が返されますが、一部のサブテストでは、成功を確認するために Red Hat による詳細なレビューが必要な場合があります。このようなテストは、Red Hat Certification アプリケーションで Review ステータスで識別されます。
また、一部のテストでは、発生する可能性のある問題が識別され、Warn ステータスが返される場合があります。このステータスは、ベストプラクティスが守られていないことを示しています。Warn ステータスが表示されたテストは、注意や対応が必要ですが、認定の成功を妨げるものではありません。このようなテストの出力を確認し、警告に含まれる情報に基づいて適切な処置を行うことを推奨します。