第9章 manila テスト


Red Hat は、パートナーから提供されたソリューションに基づいて、パートナーが実行する必要のあるテストと共に RH-cert Web UI でテストプランを定義します。manila テストでは、選択されたファイル共有コンポーネントの機能テストを実行し、テスト実行時にユーザーが選択したプラグイン/ドライバーの機能をチェックします。manila テストには、テストプランで定義されたテストを含める必要があり、これには必須の基本テストと実装されている追加機能が含まれます。以下のリストに示すように、サポートされているファイルシステムバックエンドおよび DHSS の有効/無効ごとに、1 回のテストを実行します。

9.1. manila_shares (base)

manila_shares テストでは、NFS または CIFS のいずれかのプロトコルで基本のファイル操作をチェックします。また、このテストでは、driver handles share servers (DHSS) 機能を有効にした場合としない場合の基本操作の確認も行います。プラグインが複数のプロトコルや DHSS の有効/無効に対応している場合は、このテストを以降の複数の実行で繰り返す必要があります。

manila.conf ファイルで DHSS=true の場合、ネットワークプラグインは NeutronNetworkPlugin または NeutronBindNetworkPlugin のどちらかにしてください。

合格の基準

  • manila が NeutronNetworkPlugin を使用していて、テンペストのマルチテナンシーが有効な場合、dhss テストのステータスは PASS になる。
  • manila がスタンドアロンのネットワークを使用している場合、dhss テストのステータスは FAIL になる。

manila_shares には、アベイラビリティーゾーン、コンシステンシーグループ、エクステンション、制限、メタデータ、マイクロ、バージョン、クォータ、ルール、セキュリティーサービス、共有ネットワーク、共有アクション、および共有インスタンスなどの機能があります。

manila_shares テストの一環としてテストされるプラグイン/ドライバーの機能は以下のとおりです。

  • create
  • 削除
  • list
  • snapshot
  • modify

    ベンダープラグインがその機能と共に manila_shares を実装している場合は、manila_shares の以下のサブテストも実行する必要があります。

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