2.3. Bare Metal サービス


本項では、Bare Metal (ironic) サービスの最も重要な新機能について説明します。
L3 でルーティングされるリーフ/スパイン型のネットワークトポロジー
リーフ/スパイン型のベアメタルネットワークは、L3 ルーティングを使用するようになりました。この新しいトポロジーは、Equal-Cost Multipathing (ECMP) による接続をフル活用することができます。これは、コンピュートおよび Ceph Storage のロールでのみ使用することが可能で、このルーティングはプロビジョニングネットワーク用には使用できません。
ノードの自動検出
以前のリリースでは、オーバークラウドノードを大量に追加するには、instack.json ファイルを記述するのが唯一の方法でした。今回のリリースでは、Bare Metal サービスは、instack.json ファイルを使用せずに、識別されていないノードを自動検出できるようになりました。
Redfish のサポート
Redfish API はハードウェア管理のオープンスタンダードです。Bare Metal サービスには Redfish API ドライバーが含まれるようになりました。Redfish プロトコルに準拠するサーバーを管理するには、ドライバーのプロパティーを redfish に設定します。
オーバークラウドの完全なディスクイメージのサポート
Bare Metal サービスは、オーバークラウドの完全なディスクイメージをサポートするようになりました。以前のリリースでは、qcow2 イメージに加えて、initrd および vmlinuz のイメージが必要でした。今回のリリースでは、Bare Metal サービスは、完全なディスクイメージとしての単一の qcow2 イメージのアップロードを受け入れるようになりました。デプロイする前には、完全なディスクイメージをビルドする必要があります。
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