2.7. 高可用性
本項では、高可用性の最も重要な新機能について説明します。
- コンテナー化された高可用性リファレンスアーキテクチャー
- インスタンスの高可用性 (インスタンス HA) のリファレンスアーキテクチャーは、Red Hat Enterprise Linux Atomic Host 上に Red Hat OpenStack director を使用してデプロイできるコンテナーで提供されるようになりました。インスタンス HA の構成は、エージェントコンテナーで提供され、アプリケーションコンテナーとクラスター全体にまたがる共有サービスをデプロイします。以下のインスタンス HA コンポーネントと管理対象サービスは、コンテナーとして提供されるようになりました。
- Pacemaker
- Pacemaker_remote
- Corosync
- 補助でサポートするコンポーネント
- Galera (MariaDB)
- RabbitMQ
- HAProxy
- Cinder-backup
- Cinder-volume
- Manila-share
- Redis
- Virtual-ips
- memcached
- httpchk を使用した正常性チェック
- インスタンス HA は httpchk を使用して、クラスター内の互換性のあるサービスノードの正常性をチェックするようになりました。