6.3. rhsm コンポーザブルサービスを使用したオーバークラウドの登録
以下の手順に従って、rhsm
コンポーザブルサービスを有効化して設定する環境ファイルを作成します。director はこの環境ファイルを使用して、ノードを登録し、サブスクライブします。
手順
-
設定を保存するための環境ファイル (
templates/rhsm.yml
) を作成します。 環境ファイルに設定を追加します。以下に例を示します。
resource_registry: OS::TripleO::Services::Rhsm: /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/extraconfig/services/rhsm.yaml parameter_defaults: RhsmVars: rhsm_repos: - rhel-7-server-rpms - rhel-7-server-extras-rpms - rhel-7-server-rh-common-rpms - rhel-ha-for-rhel-7-server-rpms - rhel-7-server-openstack-13-rpms - rhel-7-server-rhceph-3-osd-rpms - rhel-7-server-rhceph-3-mon-rpms - rhel-7-server-rhceph-3-tools-rpms rhsm_activation_key: "my-openstack" rhsm_org_id: "1234567" rhsm_pool_ids: "1a85f9223e3d5e43013e3d6e8ff506fd" rhsm_method: "portal"
resource_registry
は、各ロールで利用可能なOS::TripleO::Services::Rhsm
リソースにrhsm
コンポーザブルサービスを関連付けます。RhsmVars
の変数は、Red Hat の登録を設定するためにパラメーターを Ansible に渡します。- 環境ファイルを保存します。
特定のオーバークラウドロールに対して登録情報を提供することもできます。次の項では、その例を説明します。