14.4. 予測可能な仮想 IP の割り当て


director は、各ノードの予測可能な IP アドレスの定義に加えて、クラスター化されたサービス向けに予測可能な仮想 IP (VIP) を定義する同様の機能も提供します。この定義を行うには、「カスタムネットワーク環境ファイル」 で作成したネットワークの環境ファイルを編集して、parameter_defaults セクションに仮想 IP のパラメーターを追加します。

parameter_defaults:
  ...
  # Predictable VIPs
  ControlFixedIPs: [{'ip_address':'192.168.201.101'}]
  InternalApiVirtualFixedIPs: [{'ip_address':'172.16.0.9'}]
  PublicVirtualFixedIPs: [{'ip_address':'10.1.1.9'}]
  StorageVirtualFixedIPs: [{'ip_address':'172.18.0.9'}]
  StorageMgmtVirtualFixedIPs: [{'ip_address':'172.19.0.9'}]
  RedisVirtualFixedIPs: [{'ip_address':'172.16.0.8'}]

それぞれの割り当てプール範囲外の IP アドレスを選択します。たとえば、InternalApiAllocationPools の範囲外から、InternalApiVirtualFixedIPs の IP アドレスを 1 つ選択します。

このステップは、デフォルトの内部負荷分散設定を使用するオーバークラウドのみが対象です。外部の負荷分散機能を使用して仮想 IP を割り当てる場合には、External Load Balancing for the Overcloud に記載の専用の手順を使用してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.