3.3.2. リリースノート


本項では、Red Hat OpenStack Platform の注目すべき変更点や推奨プラクティスなど、今回のリリースに関する重要な情報を記載しています。お使いのデプロイメントに最大限の効果をもたらすために、以下の情報を考慮する必要があります。

BZ#1523864

今回の更新で、Dell-EMC Unity と VNX バックエンドでの Manila IPv6 エクスポートのロケーションおよびアクセスルールの使用がサポートされるようになりました。

BZ#1549770

コンテナーがデフォルトのデプロイメント方法になりました。ベアメタルサービスを environments/baremetal-services.yaml でデプロイする方法はまだ使用できますが、いずれはなくなる見込みです。

environments/services-docker を参照するリソースレジストリーが記載された環境ファイルで、environments/services パスに変更する必要があります。デプロイされているベアメタルサービスを確保する必要がある場合には、最初に配置した environments/services の代わりに environments/services-baremetal に参照を更新してください。

BZ#1565028

OpenDaylight ログの正しいパスが記載された README が /var/log/opendaylight に追加されました。

BZ#1570039

ローテーションされるログをデフォルトで圧縮する、コンテナー化された logrotate サービスの圧縮オプションが追加されました。delaycompress オプションを使用すると、ログファイルの最初のローテーションは圧縮されないようになります。

BZ#1575752

以前のバージョンでは、*NetName パラメーター (例: InternalApiNetName) によってデフォルトのネットワークの名前が変更されていました。このパラメーターはサポートされなくなりました。デフォルトのネットワーク名を変更するには、カスタムのコンポーザブルネットワークファイル (network_data.yaml) を使用して、openstack overcloud deploy コマンドに-n オプションを指定してそのファイルを追加してください。このファイルで、name_lower フィールドに変更するネットワークのカスタム net 名を指定します。詳しい情報は、オーバークラウドの高度なカスタマイズのカスタムコンポーザブルネットワークを参照してください。また、ServiceNetMap テーブルのローカルパラメーターを network_environment.yaml に追加して、古いネットワーク名のデフォルト値を新しいカスタム名でオーバーライドする必要があります。デフォルト値は /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/network/service_net_map.j2.yaml にあります。この ServiceNetMap の変更は、今後の OSP-13 リリースでは必要なくなります。

BZ#1592528

まれな状況で、コントローラーノードを数回リブートした後に、RabbitMQ の稼働状態が一定しなくなってオーバークラウド上の API 操作がブロックされる場合があります。

この問題には、次のような症状があります。いずれかの OpenStack サービスのログで DuplicateMessageError: Found duplicate message(629ff0024219488499b0fac0cacaa3a5). Skipping it.の形式のエントリーが表示される。openstack network agent list で一部のエージェントが DOWN と返される。

通常の操作ができる状態に戻すには、いずれかのコントローラーノードでコマンド pcs resource restart rabbitmq-bundle を実行します (1 台のコントローラーでのみ実行する必要があります)。

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