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2.11. セキュリティー

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本項では、セキュリティーコンポーネントの最も重要な新機能について説明します。

Barbican
OpenStack Key Manager (barbican) は Red Hat OpenStack Platform のシークレットマネージャーです。barbican API とコマンドラインを使用して、OpenStack サービスの使用する証明書、キー、パスワードを一元管理することができます。
Barbican: 暗号化ボリュームのサポート
barbican を使用して Block Storage (cinder) の暗号化キーを管理することができます。この設定は、LUKS を使用して、インスタンスに接続されているディスク (ブートディスクを含む) を暗号化します。キー管理の機能は、ユーザーに透過的に行われます。
Barbican: glance イメージの署名
Image Service (glance) を設定して、アップロードしたイメージが改ざんされていないことを検証することができます。イメージは、barbican に保管されているキーで最初に署名され、毎回そのイメージを使用する前に検証されます。
Policy Decision Points (PDP) との統合
Policy Decision Points (PDP) に依存してリソースのアクセス制御を行う場合には、Identity Service (keystone) は、認証の確認を行うための外部の PDP とプロジェクトを統合できます。外部の PDP はアクセス要求を評価して、既定のポリシーに基づいてアクセスを許可または拒否することができます。
インフラストラクチャーおよび仮想化の強化
AIDE Intrusion Detection がテクノロジープレビューとして利用できるようになりました。director の AIDE サービスにより、オペレーターは侵入検出のルールセットの設定と、オーバークラウド上での AIDE のインストールと設定を一元的に行うことができます。
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