3.8.3. リリースノート
本項では、Red Hat OpenStack Platform の注目すべき変更点や推奨プラクティスなど、今回のリリースに関する重要な情報を記載しています。お使いのデプロイメントに最大限の効果をもたらすために、以下の情報を考慮する必要があります。
- BZ#1651191
今回の更新で、Ansible Networking ML2 プラグインがサポートされるようになりました。これにより、以下の機能が提供されます。
- ironic ベアメタルゲスト用分離テナントネットワーク機能
- ベアメタルノード用自動スイッチ設定
- 複数スイッチプラットフォームでの同一 ML2 ドライバーの使用
- BZ#1696332
- 今回の更新で、IPv6 エンドポイントで OpenStack Messaging サービス (zaqar) がサポートされるようになりました。これにより、IPv6 を使用したアンダークラウドのデプロイが迅速化されます。
- BZ#1701425
以前のリリースでは、manila API は Apache httpd サーバーを使用してデプロイされませんでした。
今回の更新により、Apache のログは、manila API コンテナーのノードの /var/log/containers/httpd/manila-api に保存されるようになりました。